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Lavi Blog ラヴィブログ

2018.7.27

エネルギーが満ち溢れている街
バンコクへ

by Shinobu Uchiyama

みなさまこんにちは!
LaVivantコンテンツマネージャーの内山です。

LaVivant秋冬コレクションの撮影を1ヶ月後に控えた7月に
ちょっと早い夏休みをいただき、タイのバンコクへ行ってまいりました。

バンコクに行くのは25年ぶりくらい(笑)
若かりし頃、プーケットやサムイ島は何度となく
そして、バンコクはスコータイホテルに泊まりたくて訪れて以来です。

友人がバンコクで食のビジネスをスタートするので
いっしょに市場マーケティングを兼ねての夏休みとなりました。
(実際は食べてばかりでしたが。笑)

宿泊したのは、友人が長期で借りているクラプソンズのレジデンス「THE RIVER」。

キッチン付きで、2つのベッドルームそれぞれにバスルームがあり、リビングも広くキッチンには食器からフライパンまで揃っています。

レジデンス内にはがっつり泳げるインフィニティプールが2つあり、コンシェルジュも親切で、毎日お掃除も食器洗いもしてくれる快適レジデンス。

バンコクを流れるシンボル、チャオプラヤー川沿いに佇み、高層階の窓からは毎日美しい朝陽を拝むことができました。

そして眼下には建設中のビルが沢山。
横には高島屋、左にはマンダリンのレジデンス、右の先にはフォーシーズンのレジデンスが建設中で、バンコクの景気のよさは窓からも一目瞭然。

海外からのレジデンスへの入居者は年々増えているそうです。

私たちは、毎日朝日とともに目覚め、簡単な朝食をキッチンでとり、プールでひと泳ぎしてから街にでかける毎日でした。

バンコクは交通のプラットフォーム整備がおいつかず、どこも渋滞がひどく、日中にタクシーに乗ったら目的地まで何時間かかるのかわからないために、夜まではもっぱらBTSという電車で移動するのが常。

BTSの駅は、宿泊しているレジデンスから専用の船にのっていきます。
船に乗ってものの3~4分くらいで、向こう岸の船着場に着くのですが
その船がなんとも旅情的で、毎日船に乗るのも楽しんでいました。

BTSの駅に直結している船着場には、ペニンシュラ、マンダリンなどなどの、川沿いに佇むホテルやレジデンスの船が行き来して、どの船のデザインも見ているだけでも楽しく、夜に灯りがともったそれぞれの船は絵もいわぬ美しさでドラマティックでした。

滞在中はタイ料理を習いに、お料理教室を2軒訪れました。
どちらもレッスンの始まる前に、
料理に使う香辛料や果物の種類を学ぶために行った
市場がとても楽しかったです。

フラワーマーケットと呼ばれる、バンコクで一番大きな花市場では
タイのありとあらゆる花に、お花で作ったブレスレットや首飾りにフラワーリースや
バンコクの人々の毎日の生活に欠かせない、お供え花など買うことができます。
お花だけではなく、スパイスやハーブやお菓子も売っています。

2つの料理教室で習ったお料理はどれもベーシック。
タイ料理のスパイスやハーブの使い方を学ぶことができました。

タイ料理レストランはどこも美味しかったのですが
特におすすめはこの6月にオープンしたばかりだというタイの人気シルクブランド “ジム・トンプソン” が経営する『Spirit Jim Thompson』。
川沿いの木立に囲まれた素敵空間でいただくお料理は
すべてオーガニックの食材にこだわったモダンタイ料理。
テーブルも盛り付けもプレゼンテーションが美しい上に
お料理はどれも軽くて美味!
次回はランチに行きたいと思わせる、開放感のある気持ちよいレストランでした。
後で聞いたのですが、どうやらここはロイヤルファミリーが持っている土地だそうで、気の良さに納得でした。

レストランといえば、私がもっとも感動して楽しかった場所は
『Centoral Food Hall Chidlom』。

日本で言うところのデパ地下の食料品街みたいなところですが
東京のデパ地価のほぼ3倍以上の広さがあり
世界中の食材があつまっています。

野菜や果物はオーガニックのものも沢山置かれ、生の牡蠣や鮮魚や貝類にお肉、何種類もある生ハム(カットしてもらう)や、サラダバーやパン屋さんも充実して
その場でテイクアウトして好きな調理でいただけける、洒落たカウンターテーブルがあるのです。

ワイン好きな私たちは、食べたいものを買ってそれに合わせたワインをワインショップで選んでもらい、(ワインショップもある)セッティングしてもらったテーブルで食事を楽しみました。
好きなものをなんでも、好きな調理方で自由にいただけるシステムがあまりに楽しくて、その上に安くて、ここには3回も通いました。(笑)

そして、どの駅にもびっくりするくらいの大きなモールが沢山出来ていて
贅沢に広い空間には、ラグジュアリーファッションから洒落たインテリアショップにレストラン街まで東京にないものはない!
というより東京にないブランドやコスメ、家具や雑貨や食料品がたくさんあり、どこもパワーに満ち溢れていました。

そう!バンコクに来て思ったことは、
なんて「元気」で、なんて「自由」な街だろうか!ということ。

アジア圏はもちろんのこと、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドなど多国籍な人々がバンコクに集まって来ていて言葉も多国籍。

ファッションも好きなものを好きに着ればいいんじゃない?みたいな。
誰が何を着ていても誰も気にしない、いい意味で雑多で懐が深い空気感。

そして微笑みの国タイといわれているのも納得する、
ピースフルで優しいタイニーズたちにも癒され、
すべてが心地よく「自由」という感覚を久しぶりに憶えました。

このところ東京という街になんとなく閉塞感を感じていたからなおさらなこと。

帰国して、最近バンコクに行ったかたとお会いして話をしたら
まったく同じことを感じられていました。

そんなバンコクからエネルギーをもらった旅。
帰国してからも、猛暑の東京で心身ともにとても元気な夏を過ごしています。

パワーのある場所への旅は、元気になる旅でした。

誘ってくれた友に感謝です。

このコラムでご紹介したアイテム
mEeyye 【MNEMBA】サングラス ¥9,900+税

Article By Shinobu Uchiyama

1990年(株)世界文化社入社。『家庭画報』副編集長を務めた後、『家庭画報delicious』『MISS』『MISSwedding』『きものSalon』『GOLD』の各誌の編集長を経て、2016年6月から鰹W英社・ブランド事業部・コンテンツマネージャーになり『LaVivant』ディレクター。『GOLD』編集長時代には、料理本『編集長のお家ごはん』を出版。ファッション、美容はもちろん、ライフスタイル全般への造詣が深く、同世代の読者を導く存在です。クシマクロビオティックコンシェルジュとオーガニック料理ソムリエの資格を持つ。オスカープロモーション所属。

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2018.5.10

テーブルに季節を呼ぶ
私のロングセラー器

by Millie Okada

こんにちは。岡田美里です。

LaVivant春号でご紹介しているTSUNEの食器は、私の思い出の中のパン教室の香りと重なる食器です。

36歳のとき、代々木上原の小さなマンションの一室でパンとスープを教えるアトリエミリミリをスタートさせました。

そこで使う食器をそのずいぶん前から探していて出会った田中恒子さんがデザインをするTSUNEの食器。

当時、代々木八幡にあったTSUNEは、住宅街に近い和食屋さんの二階にギャラリーがあって、洗練された大人っぽさと穏やかさが混じりあった素敵な和空間でした。

その薄暗い静けさに気後れしながらも、いつの間にかオーナであり器デザイナーの田中恒子さんとお話が弾み、私はアトリエ用のアイボリー色の大皿を別注することに。

そんな初めての出会い以来、今回ご紹介したお花の器をいくつか求め自宅で使ってきました。

なんてことない食卓に、小さな器を並べただけでテーブルが春のお花畑になって、梅雨がくれば紫陽花の奥ゆかしさが加わるような、TSUNEの器の力にずいぶん助けられてきました。

四季折々の花の器は、テーブルにも季節を運んできます。

洋食器とも相性がよく、洋プレートに花の器を重ねて、デザートを出したりします。

漆の折敷にも映えるので、小鉢としていくつか並べると、残り物のおかずでも料理屋さん風になります。

薬味を入れたり、ジャムやナッツやチーズをいれたり。

小さいのに、いろんな場面で使い勝手がいいのです。

そして見た目に反して、重ねても安定しているので収納もわずらわしさがありません。

そんな風にずいぶん長い間、わが家の食卓を潤してくれているTSUNEの器。

たとえ料理がたいしたことなくても、テーブルが華やぎ、四季折々の花たちの器に助けられることが多く、これからもとっても好きな器たちです。

このコラムでご紹介したアイテム
TSUNE (ツネ) 一覧を見る

Article By Millie Okada

1961年生まれ 聖心女子大学卒業 モデルの他、祖母の国デンマークのブランドのアドバイザーとしての仕事も多くインテリアなどの北欧に多く関わりを持つ。2006年デンマーク王室御用達180年の老舗紅茶専門店「A.C.Perch’s」輸入総代理店の代表取締役に就任、日本紅茶協会より名誉ティーインストラクターを授与された。東日本大震災の後、宮城県東松島市でクロスステッチ刺繍の指導を行い刺繍カフェをオープン、刺繍のできる60名の女性を育て経済活動も支援している。

2018.3.8

長い風邪と『ポーの一族』
時を旅する物語に魅了されて

by Haruko Suzuki

はやいもので、もう3月ですね。
みなさま、お変わりありませんか。

前回のブログで、だし汁のおかげで風邪をひかなくなった、と豪語した私。
その数日後、なんとインフルエンザB型にかかってしまいました。
すみません!!!
完治するのに、ほぼ一ヵ月もかかってしまいました。
B型は、治ったかな?と思っても、そのあとから、更にだるさが続き厄介でした。
大切な会をドタキャンするなど、ご迷惑をおかけして情けないです。
当たり前のことですが、健康で普通に生活できることって素晴らしいですね。
普通でいるために、もっともっと体調に気を配らなくては、と痛感しました。

というわけで、2月はお誕生日月だというのに、心身共にぐったりで、ちょっと残念でした。
友人からお見舞いメールが来て、「誕生日近辺は体調を崩しやすい、と聞いたことがあるのでご自愛くださいね」と書かれていました。
なるほど、そういうものなのかもしれません。
皆さんも気を付けてくださいね。

ところで、1月末は、宝塚市まで足をのばして、宝塚大劇場で、花組公演の「ポーの一族」を観劇しました。

このあたりから体調がちょっと悪かったのですが、一緒に行った友人が優しくて気のいい方だったので、変に気を遣わず、体力的にはつらかったのですが、とても楽しい一泊旅行でした。

「ポーの一族」、私が10代後半のころの漫画です。
一作目の発表は、1972年でした。
不老不死の吸血鬼(バンパネラ)の物語になぜかとても魅了されたことを懐かしく思い出します。

原作者の萩尾望都さんのファンでしたので、今回の宝塚公演は本当に楽しみでした。

時を超えて生き続ける永遠の少年、エドガー役の明日海りおさんの、素晴らしいこと!

冷たい少年と思われがちだけど、自分の愛するものを守るために必死に生きていくエドガー。
明日海さんの演技に感動しました。

冷酷で、透明感のある美しい世界。
もう二度と人間の世界に戻れないという絶望感。
時々垣間見える希望…それが切なく苦しくなるくらいです。
歳をとらないバンパネラの物語は、人間の命のはかなさを教えてくれるようでした。

そして...
東京に戻ってから、インフルエンザと判明。
自宅での療養期間、「ポーの一族」のことが頭から離れず、ついに、アマゾンで全巻を購入して、だるさと熱と闘いながら読みました。

2016年に発売された「ポーの一族」の最新刊の「春の夢」も素晴らしかった。

しかし、コミックの字は小さく、老眼鏡の助けも頼りないほど。
でも、渾身の力をふりしぼって読みました。
こんなことってあるのですね。
ちょっとうれしくもありました。

私は、漫画が好きです。
社会が映し出されているような感じがするからかもしれません。

インフルエンザで床にふせている間、化粧水をペタペタとつけていました。

「乾いてはつけて」の繰り返し。

ですので、病気による肌荒れは軽く済んだようにおもいます。
普段も、肌が乾くと、化粧水の三度付けをしています。
化粧水は大好きなので、いろんなタイプを使い分けしています。
化粧水の三度付けは、とてもおすすめですよ。

これから花粉の季節。肌の調子が狂いがち。
そんな時、このお肌に優しい美容法を思い出してくださいね。

簡単なのが一番ですね。

年齢を重ねると、シンプルがいかに素敵かを痛感する毎日です。

おしゃれも美容も、料理も友情も!

鈴木ハル子

Article By Haruko Suzuki

すずきはるこ
1956年生まれ。トータルビューティアドバイザー
外資系化粧品ブランドのPRディレクターを長年勤め2016年に定年退職。美容はもちろん、心の通った人間関係や穏やかな心の持ち方などが多くの女性から支持されている。著書に『大人は近目美人より遠目美人』(講談社)がある。

2018.1.19

2018年
新しい年のはじまりに

by Haruko Suzuki

皆さまこんにちは。

早いもので、1月も、もう半ばですね。

この寒さと乾燥!! お肌の調子含め体調はいかがですか。

私の風邪ひきは結構有名で、会うたびに「またひいたの?!」と必ず、「また」と言われてしまいます。そのたびに、ちょっと落ち込んでいました。

副鼻腔炎になりやすく、のどが痛くて体がだるくて微熱、とセットで長年襲われていたのですが。。。

なのに、不思議です。

この年末、年始、恒例の風邪をひいていません。(というくらい、定期的にひいておりました。)

やっぱり、これだ!と確信します。

昆布と干しシイタケと鰹節のだし汁を使ったお味噌汁の効果ではないかと思うのです。

三日に一回だしをとり、だしを使ったお味噌汁を毎朝飲んで、半年経ちました。

よく頑張ったな〜と自画自賛。免疫力アップは確実です。

なんかドヨンとして疲れる、身体が冷える、お肌のハリがない、サプリを飲んでも効果がないと思う方は、ぜひお試しいただきたいと思います。

私も長年、美容に携わってきましたので、あれもこれもと色々と試してきました。

いまさらながら、改めて思うのです、何事も食が大事、と。しかも、昔からある身近な食材こそが宝物なのだな〜と。

今日から、だし汁作ってみてくださいね。煮物や汁物にも使えて便利です。

さて、話は変わりますが、新しい年を迎えて、2018年の抱負を日記帳にしたためました。

「書く」という作業を怠らないようにしなくては、と自分に言い聞かせている私です。とにかく読めば思い出すことができるので安心です。

前回のブログにも書きましたが、年齢を重ねると、「思い出す力」が、悲しいかな、だんだんとしぼんでいってしまいます。
もちろん、忘却も、時として、とてもありがたいことですが。

60歳になったときの日記帳を読み返してみると、「還暦はリボーンの歳」と宣言していました。

ところが、もうすぐ62歳になるというのに、リボーンだなんてとんでもなく、まだ脱皮途中という感じです。( ;∀;)

リボーンは、そんな簡単なことではなく、自分の甘さを反省しています。

でも、あと一年経ったら、リボーンできるような気がします。
とても感覚的なのですが、そう思えてきました。

そう、なにかが入れ替わるような気がします。

身体の動かし方の「くせ」だけでなく、思考の「くせ」も調整しながらやはり生まれ変わるのに、3年はかかるのだな〜。

人生には、アイドリングの時期も必要ということですね。
この時期に、過去のうれしかったこと、つらかったこと、すべてをふるいにかけて、良いものだけを次の人生に繋げていく準備ができるように思います。

さ、頑張ろう!

あ、そういえば、昔と違って、観劇やコンサートを心から楽しめるようになったことは、私にとって大きな変化です。
以前は、仕事の緊張感からか集中できないことがほとんどでした。

これも、リボーンの一つですね。

それにしても、今まで、いろんな方にお世話になったなぁ〜、と思います。

感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちが、私の日々の原動力になっています。

この力を、人の役に立つことに繋げていきたいなと思います。それで初めて幸せと感じると思うのです。自分を楽しませることだけでは真の喜びにはならないですよね。

最後になりますが。

私は、新年に、ちょっとしたものを新調することにしています。
ささやかなことでも、とてもリフレッシュします。

私にとっての「ちょっとしたもの、この3つ」を挙げると、フェイラーのタオルハンカチ、ウォルフォードのタイツ、ティータオルです!

フェイラーのタオルハンカチ、愛用している方、多いですよね。

私は20年くらい前から愛用しています。
さすが、ドイツ。丈夫で長持ちします。

30代の時、当時ハリウッドで活躍されていた特殊メークアップアーティストの素敵な女性に教えていただいて以来、ずっとタイツはウォルフォードです。

タイツなのに、ちょうどよい透け感とエレガントな編み目!

ディテールにこだわるアーティストの審美眼を感じました。
30代の私には、とても贅沢なものでしたが、すぐに購入。
タイツに足を入れるたびに、その方を思い出します。
どうしていらっしゃるかな。

繊細な編みと体を締め付けない設計は素晴らしく、冬が来るのが待ち遠しいくらいです。
黒、濃紺、チャコール、グレーと黒の編み込みなどを愛用しています。

三つめはティータオル。

私は、北欧のコットンと麻の混紡のものを愛用しています。

無機質なキッチンなので、素敵な柄のティータオルをかけると、絵を飾っているようで華やかな気持ちになります。

一番古いのは、オーストラリアのティータオル。お土産でいただいたもので、もう20年以上も使っています。
当時、流行りましたよね、ケン ドーン。
くたくたですが、まだまだ現役。大切に使っています。

使えば使うほど味がでて、使用感もアップするので、結婚のお祝いにすることもあります。
年月とともに味わいあるお二人になってもらいたいな〜という気持ちを込めて。

こうしてみると、みんな長持ちするものばかりですね。(#^.^#)

フェイラーのハンカチも、ウォルフォードのタイツも、ティータオルも軽く10年はもちます。
だから集めるのが楽しみになるのかしら。

皆さんの、「気分を上げるちょっとしたもの」は、どんなものでしょうか。

沢山ある分、幸せ感に包まれますね。

自分で自分を励ますことって大事です。

今年もさらに輝いてください!

鈴木ハル子

Article By Haruko Suzuki

すずきはるこ
1956年生まれ。トータルビューティアドバイザー
外資系化粧品ブランドのPRディレクターを長年勤め2016年に定年退職。美容はもちろん、心の通った人間関係や穏やかな心の持ち方などが多くの女性から支持されている。著書に『大人は近目美人より遠目美人』(講談社)がある。

2017.12.28

萬田久子さんと夫が
ホノルルマラソンに初挑戦!

by Kiho Watanabe

久しぶりの休みです。

お休みでハワイに来たのは3年ぶりです。
とはいえ 先月JALのお仕事でハワイ島に来てました(笑)

先月のお仕事はちょっと面白い企画

お恥ずかしいながら
夫婦でエキストラ??出演

夫の昔からお世話になっている 石川次郎さんからお声をかけていただき JAL ハワイコナ便就航の ハワイ島をゴルフ好きの夫婦が案内するという動画の出演です。
12月〜1月のJAL国際線の エンターテーメントの中に......
その動画があります(笑) 見つけたら......ぜひ(笑)

20代の頃から ハワイ島に通っていた私たちなので結婚25周年目!!!の今年に良い記念でした。
とはいえ 毎朝6時半集合の怒涛の撮影(笑)

楽しかったです。

監督は名物編集長・石川次郎さん、ライターは立石さん
お二人とも 私たちが20代の頃 夢中で読んだ「ポパイ」を作られた方々

さすがのセンスとかっこよさが未だ健在!!

素敵なおじさまです。

このような 先輩がそばにいることは本当にありがたいです。
本当に目標です

飛行機内で動画を確認しながら(笑)
こんどこそ、のんびりだらりのバカンス??? のハワイです。

が、しかし

今回は 旦那さんのホノルルマラソン初出場という企画があり(><)
二人の親を連れてのハワイの旅

ブログには書ききれない(笑)

とか思っていたら、LaVivantの内山ディレクターより
ピコピコっと!!!LINEが!!!!!

「ホノルルマラソンは興味のある方多いから〜♫」
「ブログにしてね♫」 的な(笑)

もしかして??? 私が出てるとおもっているのでは????????

私ではありません(><)

インスタに 旦那さんの準備万端ランニングウエアをアップしたら
みんなから
がんばって〜 すごいね〜とか......メッセージ!!!!
違いますので......(笑)

なので出場ランナーのレポよりも 応援するには!!!的な レポをブログにしたいと思います。

マラソン初参加の旦那さんですが 本番までは10キロくらいしか走ってなく、当日の本番に臨んでました。

今回は、日頃大変お世話になっている萬田久子さんのホノルルマラソン出場から 話は始まりました。

「いろいろな区切りで 何かにチャレンジしたいから ホノルルマラソン走ろうと思うの♫」

と......美味しいお酒を飲みながらの一言

「一緒にはしろうよ♫」と......

「HISAKO w B 」が結成?

もう一人のBはマネージャー東氏

42.195キロを 助さん角さんのごとく走りきる覚悟での参加

ハワイ入りして走る直前まで 炭水化物祭り
エネルギーを貯めることが大切らしく 肉 パスタ 肉と......
ご一緒する私は これがなければ大変なことに

このファイバーは食物繊維と乳酸菌、オリゴ糖を組み合わせた腸内環境を整える優れもの、食物繊維には、糖質の吸収を穏やかにし、食後の急激な血糖値の上昇を防ぐ働きがあるんです♫
そして この新しい「the Diet Support」
この二つ!!
これさえあれば 安心  笑

参加ランナーは......

朝の5時スタートだそうです。
寝てますから...私

にしても応援はどうしたらいいんだろう??? って
ネットで検索しても応援のモデルケースがあまりでてない!!!!

カハラホテルに宿泊しているのでゴール地点のカピオラニ公園は結構遠い
およそ5〜6キロ

ホテルの人に聞いたら 夕方3時までは ワイキキ周辺は車の規制がすごいの タクシーでゴール地点に向かうなんて、自殺行為ですよって!!
渋滞で何時間もかかるそうです。

『では 行く方法は_?』

「5キロくらいあるけどランナーと同じにコースを歩いて行く」

カハラホテルからすぐ近くが 37キロ地点
ラスト5?6?キロくらいを、ランナーと併走することにしました。
地図の赤いラインの部分がカハラからゴールの併走地点
おすすめです!!

平均年齢78才の3人の親を連れ スタート(汗)

どうなることかと......(途中で足がつったらとか 転んだらとか)
心配でしたが。。。

ありがたいことに元気に歩いてました(笑)

休み休みですが、素晴らしい豪邸

こんなことでもなければ、絶対歩かないねって話しながら

父...ランナーでもないですが 飲み物もらってます(笑)

私たちにとっては、5.6キロですが ランナーにとっては もっとも辛い36キロ地点からのゴール。
足を引きずる人、おじいさん、おばあさん、コスプレの元気な人
いろんなランナーが頑張っています

ラストスパートを盛り上げるために、沿道に住んでいる人たちの暖かい応援
DJも!!!
ダンスも!!
太鼓も!!

楽しいです。

ホノルルマラソンの魅力は、走っても走らなくても みんな楽しんでいることなんだなって

なので ラストスパートを一緒に歩く応援は、、、

景色も
頑張っているランナーの熱を感じることも
5キロくらいをあるくことも
最後には自分たちもゴールが見えることも
すべてが喜びで
結構 おすすめかも♫

私たちも、最後の坂を登り下り公園が見えてきた!!
この最後の直線が長いです。

ここで併走応援者へのポイント!! 注意事項です。

コース左を歩くと、ゴール地点をずっと通り過ぎてUターンしないとゴールにいけなくってしまうということ!!

最後の直線は コース右側の公園を歩くと、ゴール直接到着できますよ。

私たちは2時間かかって、歩いたので、、、、

せっかくゴール地点で、みんなで迎えよう!!!って思っても
ひょっとして抜かれちゃうんじゃないか????という焦りが!!

私たちがUターンして 無事ゴール横に到着したその瞬間
旦那さんと、萬田さん、一緒に走った松井美緒ちゃんが ゴール!!

ギリギリセーフでゴールを見届けることができました♫

とにかく 萬田さんが 完走したこと心から尊敬です。

有言実行!
大好きなお酒もやめて、練習を重ね完走する

この大先輩のハートの強さに感動です。

素敵な方です。
本当に。
涙ものです。

そして

その瞬間 「まだ走れるわ」 と言った一言が忘れられない。(笑)

私は自分の節目に何かできるのだろうか
いつまでも、元気でパワフルでいるためには、どうしたらいいんだろうと
もやもやは晴れることない人生ですね。

そんな時は、美しくてパワフルな先輩がそばにいること
幸せです。

萬田さんのホノルルマラソンの放送は
和風総本家年末SP 12月29日に放送されるとのことです。

ランナーを迎え、お疲れ様!と喜び合って......

まだ12時過ぎ

なんてったって 5時マラソンスタートですから。

交通もまだストップしているようなので、3時までワイキキでぶらぶら

モアナサーフライダーホテルで至福のビール

そこで 父からの一言
「ワイキキに泊まったほうが近くてよかった」

という説もありますが......笑

最後の併走??
いえ 併歩??
これは本当に いい経験です。
景色も綺麗ですし、最後を走りきるランナーのパワーをもらえる感じです。

ホノルルマラソンは、応援もなかなか楽しいものです!!

ちなみに、10キロマラソンとか、10キロウオークとかのエントリーもあるそうですよ。
来年は???? いえ......私は応援ですね。

渡邉季穂

Article By Kiho Watanabe

uka 代表/トップネイリスト 渡邉季穂
サロンワークや媒体での創作をメインに、後進育成のためのセミナー講師としても活動。素材の美しさを引き出す“ケア”を重視した独自のネイル技術の普及に努める。
ネイルを単に指先のお洒落という概念からではなく、髪やファッションに気を遣うのと同じレベルで考える事をコンセプトに、一人一人の個性を活かし、その人のライフスタイルをも考慮したナチュラルかつシンプルなネイルをスタイルとする。
その技術・経験・センスには定評があり、各界著名人やビューティー関係者からの信頼も厚い。
ネイリストとしてだけでなく、ukaの代表としてサロン経営、ブランドの立ち上げから製品開発までディレクション業務を手掛ける。

2017.11.20

美味しい・美しい・いい湯!の三拍子揃ったお宿「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 仙石原」

by Ikuko Dobashi

みなさまは週末や短い連休のとき、どう過ごされますか?

私なら、断然近場の温泉です。

そのときに悩むのが、何を優先させるか。
湯質なのか?美食なのか?はたまた宿の美しさで選ぶのか?
どちらも捨てがたく、とはいえ三拍子揃っているところって、実はなかなか少ないんですよね。

ところが、すべて条件が叶っている!? という素敵なお宿に出会いました。

レストランで有名なHiramatsuさんが経営する「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 仙石原」です。

富士山を借景にしたモダンな庭をのぞむ、全11室のみのこじんまりとしたホテルは、いずれも富士山ビューという広々としたお部屋が魅力です。

富士山を眺めながら、極楽気分で温泉三昧。

どの部屋にも開放的なバルコニーがあり、そこに温泉風呂がドドンとございます。

しかも源泉掛け流しという超贅沢さ。

新姥子温泉の単純泉は、無色透明ゆえに“一見地味”なのですが、効き目は驚くべきすごさ。
一泊だけの滞在でしたが、肌がツルツル、心なしか白くなっているような...。まさにこれぞ“美肌湯”。

お風呂が部屋にあるので、24時間、好きなときに好きなだけ入れるところもお湯好きにはたまりませんでした。

“ヘブンリーベッド”と言われているベッドは最高の寝心地。
眠ることも旅の楽しみのひとつ。

アンティーク家具と名画が飾られた心地よいゲストルーム。

そして最大の楽しみはやっぱり食事。
料理長の吉越謙二郎さんは、Hiramatsuさんが経営する、奈良・春日野にある「リストランテ オルケストラータ」にて半年でミシュラン1つ星を獲得したという実力派です。

笑顔が素敵な料理長の吉越謙二郎さん。

ここ仙石原では、地元のハーブや野菜を使ってイタリアン&フレンチのエッセンスを加えた、オリジナル料理が好評です。

美味しいのはもちろんのこと、お料理がくる度に、思わずうっとりしてしまうアートのような美しい一皿に気分も上がります。

イタリア産フレッシュポルチーニと和栗のスパゲッティー
生姜の香る落ち葉を添えて

軽く炙った小田原産真鯖のマリネ 彩り野菜とラルドを添えて

山口県萩産 赤甘鯛のソテーと 松茸と銀杏のリゾット

名画が飾られたドラマティックなダイニングは、程よい緊張感もあり、特別なディナーにもぴったりなシチュエーションです。

3つ目の楽しみは館内に飾られた名画の数々。

こんなに空いている場所で、じっくり名画が見られる機会はそうありません。ピカソ、シャガール、リオネル、ミロ、ビュッフェ、レジェ、片岡珠子、草間彌生などの素晴らしい作品がパブリックスペースだけでなくお部屋にまで…、まるで美術館のような趣です。

箱根の美術館へ行かなくても、ここで十分!? 名画の数々にうっとり。

ホテル内で使われているアンティーク家具にいたるまで、その美意識の高さに触れられるのも醍醐味です。

東京から、車で約2時間で非日常が味わえる、ラヴィヴァン世代に心からおすすめしたい新しいタイプのリゾートホテルです。

朝食は富士山と庭を眺めながら。最高に気持ちよい!

次のお休みで訪れてみてはいかがでしょう?

DATA

[お問い合わせ先] THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 仙石原
[電話] 0460-83-8981

Article By Ikuko Dobashi

フリーランスのエディター。ファッション、アクセサリー、ジュエリー&ウォッチを中心に女性誌、カタログ、ウェブで活躍中。

2017.11.9

美しい眺望と素晴らしいロケーションが魅力的 熱海にある「MOA美術館」

by Ikuko Dobashi

中村江里子さんの撮影で今回訪れたのは、熱海にある「MOA美術館」。

熱海の高台に位置し、眼下には相模湾が広がる気持ちのよい、海の見える数少ない美術館のひとつです。

開館は1982年。2017年の今年、世界的に活躍する現代美術作家の杉本博司氏と建築家の榊田倫之助氏が主宰する「新素材研究所」によってリニューアルオープンし、今話題となっています。

まず、圧倒されるのはそのスケール感。

開放感溢れるメインロビーのある本館、エントランスから本館をつなぐ総延長200mに及ぶ7基のエスカレーターが備わっているなど、建物自体も非常にユニークかつダイナミック。

また、エスカレーターは、進むごとに刻々と色彩が変化し、まるで宇宙映画に迷い込んだ気分になってしまいそう。

さらにエスカレーターの途中には依田満・百合子氏による日本最大の万華鏡マッピングが鑑賞できるなど、アートを体感できるつくりになっています。

現在コレクションは、国宝3点、重要文化財66点、重要美術品46点を含む約3500点を所蔵。

尾形光琳筆「紅白梅図屏風」(国宝)、野々村仁清作「色絵藤花文茶壺」(国宝)、手鑑「翰墨城(かんぼくじょう)」(国宝)、伝本阿弥光悦作「樵夫蒔絵硯箱」(重文)など、注目の作品が数多く所蔵され、歴女や愛好家たちがこぞって訪れているのもうなずけます。

館内には、オーガニックの焙煎珈琲がいただける「the café」、季節の和菓子が楽しめる「茶室 一白庵」、茶の庭を眺めながら和食や甘味が堪能できる「花の茶屋」、本物のビストロが味わえる「カフェレストラン オー・ミラドー」などの施設も備わっているので、アートも食も楽しめる充実した空間がうれしい限り。

じっくりと1日かけてまわりたい美術館です。

20世紀を代表するイギリスの彫刻家ヘンリー・ムアの
「王と王妃」が設置されるダイナミックな空間。
春には、満開の桜と美しい海が望めるのだそう。

DATA

[お問い合わせ先] MOA美術館
[住所] 静岡県熱海市桃山町26-2
[電話] 0557-84-2511
[開館時間] 9:30〜16:30(最終入館は16:00まで)
休館日:木曜日(祝休日の場合は開館)、展示替日、年末年始

Article By Ikuko Dobashi

フリーランスのエディター。ファッション、アクセサリー、ジュエリー&ウォッチを中心に女性誌、カタログ、ウェブで活躍中。

2017.8.18

ウエルネスな大人の旅
コモシャンバラ エステートへ

by Shinobu Uchiyama

こんにちはディレクターの内山です。

お盆休みもあっという間に終わってしまいました。

夏休みはどんな過ごしかたをされてますでしょうか?

私は先月7月の頭に、誰よりも早く夏休みをいただき旅に出ていました。

行った先はインドネシアのバリ島。

バリ島に行くのはかれこれ25年ぶりくらいです。

若かった頃、私たち世代は、アマンホテルに泊まるのが夢で、バリ島には、ウブドにアマンダリが、ヌサドゥアにアマヌサが、ロンボク島にアマンワナが、そしてビーチ沿いにはアマンキラがオープンして、いろんなアマンに泊まってみたくて、周りのお友達たちも、そして私も、毎年のようにバリ島に行っていました。

ホテルでは、朝から晩までプールサイドに寝そべり、クラランスのオイルを塗り、ビールやワインを飲みながら、本を片手に、泳いだり、お昼寝したり、お喋りしたり。

あの当時は、イタリアンマダムに憧れ、素敵なテラコッタ色の自分を夢見て、体を焼きながら、リゾートホテルで何もしないで過ごす。

そんな旅がステータスだったように思います。(ステータスという言葉も古いです。笑)

今思い返すとバブルな時代でもありました。(笑

そして、いつの間にかそんな旅はしなくなりました。

大人になった今、旅の目的は変わり、今回行った先は、初めてのウエルネスリゾート『コモシャンバラ エステート』。

ウブドのジャングルの中にあるヴィラホテルで、お料理は全てオーガニック、朝からいろんなウエルネスプログラムが楽しめるホテルです。

一緒に行ったお友達が、ウエルネスリゾートにはまっていて、タイのチバソム、フィリピンのザファームと行き、バリ島のコモシャンバラはとにかくお食事が美味しいという理由から、温泉旅メンバー女3人の夏休み海外編となりました。

コモシャンバラエステートは、9ヘクタールという(想像もつかない)大きな敷地にあり、そこは一つの森(ジャングル)となっていて、30の客室、スパ、ヨガ&ピラティスのできるサロン、ジム、湧き水のプール、温水ハイドロセラピープール、レストラン、テニスコートに川下り、などなどに加えて、1週間のウエルネスプログラムもしっかりあり、4泊の滞在だけでは楽しみ尽くせないくらいの施設が充実。

巨大な森には敷地を歩けるエステートウォークとう歩道があり、森林浴をしながら歩けば、ウブドのアユン川まで降りられるリゾート全体が自然のフィットネスになっています。

私たちが泊まったお部屋はレジデンスで、3つの寝室に、プール、キッチン、リビングがあるタイプ。

3つのお部屋それぞれにバスルーム、クローゼットルームがあります。

ジャンケンでそれそれのお部屋を決めましたが、友人の部屋となったマスターベッドルームが一番素敵でした。(笑

ナチュラルかつモダンなインテリアはとてもリラックスできるしつらえ。

聞けばここのホテル建築は、インテリアへのこだわりはもちろんのこと、建築の資材を海外にまで求めた、時間と費用をかなり費やした作りだとか。

そんな素敵なエステートホテルでリラックスして、毎日体を動かして、体にいい食事をいただき、さらに健康になって帰るのが目的でした。

が、しかし、、、

私たちの旅、5日間ずっと雨だったんです。(涙

バリ島がドライシーズンだからジャングルのウブドでも気持ち良いはず。
と選んだのに、来る日も来る日も雨。

ジャングルの雨は半端なく降り続き、結局どこへも行けず、アウトドアのプログラムも受けられず、しょうがないから、朝から雨と関係ないジムへ行き、それぞれがそれそれのやり方で体をほぐし、午後はヨガのクラスをとったり、スパでマッサージ受けたり。

晴れていたら、ハイドロセラピープールでのアクアビクスや、森林浴をウォーキングしたり、乗馬を楽しんだり、もっとウエルネスメニューを楽しめたと思うと本当に残念でしたが、食いしん坊の友人の太鼓判だけあり、オーガニックのお食事は素晴らしく美味しく5日間ここの食事をしていたら、体がすっきりしました。

お料理はどれもシンプルかつクリエイティブなメニューばかり。

ベジタリアンにローフードが充実して、お肉はチキン、お魚もちゃんとあります。

インドネシア料理も洗練されていて、毎日食べても飽きない味付けは厨房で習いたいくらい、スパイスやハーブを効かせた料理はビビットでした。

ここの料理は、ウブドにある姉妹ホテルで習うことができます。

滞在中にはレッスン日がなく残念でしたが。

5日間の旅。

初めて行ったウエルネスリゾート。

雨ばかりで100%は楽しめませんでしたが新しい形のリゾートの旅に私もハマりました。

気持ちのいいホテルに泊まりながら、心身ともほぐし、元気になるための運動と体にいい美味し食事を楽しみ、デトックスして健康になって帰るウエルネスリゾートは、まさに私たち世代のためにあるリゾートだと実感しました。

帰国して。

ある素敵な女性に旅の話をしたら、彼女は一人でタイのチバソムに行くのが好きだそう。

一人で楽しめるのもウエルネスリゾートならでは。

コモシャンバラでも、欧米人の素敵な女性が一人で滞在してリラックスしている姿を見かけました。

心と体をリセットするウエルネスリゾートの旅。

次はフィリピンのザファームを計画中です♫

DATA

Como Shambhala Estate

Banjar Begawan,Desa Melinggih Kelod Payamga, Ubud 80571 Bali. Indonesia

Article By Shinobu Uchiyama

1990年(株)世界文化社入社。『家庭画報』副編集長を務めた後、『家庭画報delicious』『MISS』『MISSwedding』『きものSalon』『GOLD』の各誌の編集長を経て、2016年6月から鰹W英社・ブランド事業部・コンテンツマネージャーになり『LaVivant』ディレクター。『GOLD』編集長時代には、料理本『編集長のお家ごはん』を出版。ファッション、美容はもちろん、ライフスタイル全般への造詣が深く、同世代の読者を導く存在です。クシマクロビオティックコンシェルジュとオーガニック料理ソムリエの資格を持つ。オスカープロモーション所属。

2017.7.28

夏のテーブルを彩る
コスタボダのシャンパンクープ

by Millie Okada

私たち世代がまだ二十代だったころ、結婚式の引き出物として一世を風靡したコスタボダの「ULLA」シリーズ。

見れば私たち世代の人なら「ああ、あれ?」というくらいの定番ガラス器。

日の長さが一年で最も長くなる夏至の日を祝って北欧では各地で夏至祭が行われますが、そのときに使われる7種類の草花がモチーフになっているのが、ガラスの「ULLA」シリーズです。

スウェーデンでは、夏至祭の夜に7種類の草花で花束を作り枕の下に忍ばせて眠ると、夢の中で未来の花婿、花嫁に会えると言い伝えられています。

そんな意味合いから日本でも引き出物として爆発的な人気になった「ULLA」。

すでに廃盤となってしまったシリーズですが、もしかしたらラヴィヴァン読者の皆様の中にも持っていらっしゃる方も多いかもしれません。

北欧の短い夏の間に太陽に感謝して祝う夏至祭。

デンマークでも夏至祭の夜はほとんどの人が仕事を早く切り上げてビールを飲みます。

北海道の人達が春を待ちわびるように、北欧では夏を待ちわび、田舎のサマーハウスに出かけたり、大勢で集まってやっときた夏を賑やかに祝います。

白樺の枝や草花で作った冠をかぶり、伝統衣装を身に着けた人も輪になって踊り、歌います。

私が幼かったころは、日本ではまだホームパーティーをする家庭がほとんどなく、両親はただそれだけで取材を受けたりしていました。

いつも大勢の友人を呼んでおもてなしするときに
私たち姉妹は劇ごっこのような見世物をして大人の拍手喝さいを浴びていましたが、北欧の人たちが輪になって歌って踊ることをデンマーク人の祖母が教えてくれたからかもしれません。

そしてなぜか教えてもいないのに我が家の娘たちもホームパーティーで従姉妹やお友達と歌ったり踊ったりの寸劇を見せてくれていました。

奇想天外な内容で大人たちは爆笑し、和やかに時が過ぎていく思い出は私の大切な宝物です。

話は戻りますが、そんなコスタボダの器を久ぶりに新宿伊勢丹で見つけたのが数年前のことでした。

相変わらず個性的なぽってりとしたガラス器の中でシャンパンクープだけが華奢な雰囲気を放っていて目を奪われました。

それは華奢であるけれども少しお茶目で、無性に欲しくなって買い求めたのですが、なぜなら私はずっとシャンパンクープを探していたからです。

シャンパンが日本でも日常的に飲まれるようになって久しい中、そのグラスは細長いフルートが主流です。

けれど私は1950年代の映画女優のように、エレガントにシャンパンクープで飲んでみたくて相応しいグラスを探し続けていたからです。

そのシャンパンクープが我が家にきてからの発見でしたが、ブルーベリーを入れたりジャムを入れたり、クリームを入れてスコーンに合わせたりとその使い道は想像以上楽しめるデザインです。

これからは冷たいスープや小海老と野菜のカクテル、またチーズの器にも使えそうです。

ガラス器が添えられた夏のテーブルセッティングは爽やかで、高さのあるクープは、一脚テーブルを華やかに彩ってくれることと思います。

このコラムでご紹介したアイテム
KOSTA BODA シュガー ダンディ シャンパンクープ ¥8,500

Article By Millie Okada

1961年生まれ 聖心女子大学卒業 モデルの他、祖母の国デンマークのブランドのアドバイザーとしての仕事も多くインテリアなどの北欧に多く関わりを持つ。2006年デンマーク王室御用達180年の老舗紅茶専門店「A.C.Perch’s」輸入総代理店の代表取締役に就任、日本紅茶協会より名誉ティーインストラクターを授与された。東日本大震災の後、宮城県東松島市でクロスステッチ刺繍の指導を行い刺繍カフェをオープン、刺繍のできる60名の女性を育て経済活動も支援している。

2017.6.26

ホテルのテラスで海外バカンス気分

爽やかな風が吹き抜けるテラスでおいしい料理を食べながらお酒を飲む。
この季節ならではの贅沢な時間の過ごし方です。
ビアガーデンもいいですが、もっと優雅にゆったりとした時間を楽しみたい。
そんな思いに応えてくれるプランが、六本木にあるラグジュアリーホテル「グランド ハイアット 東京」から登場しました!

テラス

ホテル2階にあるオールデイ ダイニング「フレンチキッチン」。
ここには、南仏をイメージした解放感あふれるテラスがあります。
毎年夏になるとおしゃれなビアガーデンとしても大人気に。

そんな「フレンチキッチン」のテラスで、今年はバーベキュー料理などをピクニック気分で楽しめるプラン「ガーデニックテラス バーベキュー」が登場しました。

ガーデニックテラス バーベキュー

料理は、新鮮な野菜を使ったアミューズをはじめ、生ハムなどの前菜の盛り合わせ、そしてメインにはビーフやチキンのブロシェットを。
ホテルのベーカリーで特別に焼き上げた、香ばしいガーリックブレッドは好きなだけ食べることができます。
どれもおいしくワインがすすみます。
デザートには、自家製のアイスクリーム(別途料金必要)も用意されています。

アイスクリームコーン

料理に合わせて、気兼ねなく飲み物を飲めるフリーフローがついたプランもあります。
このフリーフロープランには、スパークリングワインだけでなく、ホテルオリジナルのロゼワインもついてくるのがうれしい。 南仏といえばやっぱりロゼワイン。
南仏バカンスのセレブリティたちをイメージした、キリッと冷えたグランドハイアットオリジナルのロゼワインがいただけます。

そして、もっとラグジュアリーに楽しみたい方々へは、なんと1日1組限定でVIPシートプランができました!
天蓋に覆われ、ゆったりとしたソファでシャンパン片手に優雅にすごすひと時。
今流行りのグランピング気分も満喫できます。
ハンモックなどもあり、六本木であることを忘れてしまうほどのんびりと過ごせるひととき。

天蓋とソファーのついたVIPシート(イメージ)

まさに、ワンランク上のアウトドアプランです。
これからの季節にぜひ、おいしくて心地よい時間を楽しんでみてはいかがですか?

DATA

<ガーデニックテラス バーベキュー>

料理+グラスワイン2杯付き 1名様 ¥5,200
料理+スパークリングワイン含むドリンクフリーフロー 1名様 ¥6,200
料理+シャンパン含むドリンクフリーフロー 1名様 ¥8,600

※税・サービス料別途。フリーフローは90分。席の利用は120分。悪天候時は店内へ。
※VIPシートは、シャンパンフリーフロー利用の方、1日1組(4名まで)限定で、+¥10,000(税別)で利用できます。

グランド ハイアット 東京
フレンチキッチン
住所:東京都港区六本木6-10-3
☎:03-4333-8781(フレンチキッチン)

2017.5.25

ラグジュアリーホテルで楽しむシャンパン&スパークリングのフリーフロー時間

ラグジュアリーなホテルで今大人気
フリーフローなシャンパン&スパークリング時間

「フリーフロー」、最近よく耳にするこの言葉は、いわば“飲み放題スタイル”のことです。

今、このフリーフローが、ラグジュアリーなホテルのバーやレストランなどで、お得なプランになって大人気に。

なかでもLaVivant世代におすすめはシャンパンやスパークリングワインなどがついたプランです。

しかも1本だけでなく複数本用意されているものもあり、料理に合わせてシャンパンペアリングを楽しんだり、飲み比べをすることもできます。
お友達同士で食事会などをするとき、「自分だけ高価なシャンパンを飲むのは......」と気が引けたり、「高価だからはじめの1杯だけシャンパンに」という方も多いでしょう。
でも、このフリーフロープランなら、時間内なら心おきなく飲むことができます。

しかも昼からシャンパンブランチなんていうプランも!
こんなにも贅沢で優雅な時間を楽しめるなんて、利用しない手はないはずです。

そんなラグジュアリーホテルの人気シャンパン&スパークリングワインのフリーフロープランをご紹介します。

憧れの「アマン東京」で酔いしれるスタイリッシュなバープラン

世界中のトラベラーを魅了するアマン初の都市型ホテルとして2014年に開業した「アマン東京」。一度は訪れたいと憧れの方も多いでしょう。
そんなアマン東京の33階にあるバーラウンジ「ザ・ラウンジ by アマン」で楽しめるのが、ブラックを基調としたスタイリッシュな空間と料理で魅せる、「ザ・ブラックバー THE BLACK BAR」です。
特注の黒いスタンドでお届けするアペタイザーとチーフバーテンダーが考案したオリジナルを含む、20種類のブラックカクテルなどが味わえます。
また、プラス3,200円でシャンパンのフリーフローも。ブラックミニバーガーや和牛タタキ 黒トリュフペーストなど、アラカルトの食事のブラックメニューもあります。

料金:フリーフロードリンク+アペタイザーセット ¥7,800
フリーフロー(シャンパン+ドリンク)+アペタイザーセット ¥11,000
※税込・サービス料別途。フリーフローは2時間。
時間:17時30分〜24時

DATA
アマン東京
ザ・ラウンジ by アマン「ザ・ブラックバー THE BLACK BAR」
住所:東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー
☎:03-5224-3339 (ザ・ラウンジ by アマン)

仕事の後やディナーの前にちょっと寄る?
「グランド ハイアット 東京」の大人なバーの楽しみ方

セレブリティの御用達ホテルとしても人気の六本木にある「グランド ハイアット 東京」。ガラスのワインセラーに囲まれたカウンターが象徴的な「オーク ドア バー」で、日曜日から水曜日の17時から20時までの時間だけで楽しめる特別プラン「Five to Eight」。
フリーフローのスパークリングワインをいただきながら、ディナーまでの少しの時間を過ごしたり、仕事帰りの時間を楽しんだりと気軽に使えるのが魅力です。
ハンバーガーや飲茶などの軽食メニューのほか、この時間帯でしか味わえない特別価格のシャンパンやビール、カクテルのメニューも。
ちょっとの時間でも優雅に過ごす、大人の女性の美しき嗜みを感じさせるバー使いです。

料金:スパークリングワインのフリーフロー ¥3,350
※税込・サービス料別途。フリーフローは90分。
時間:祝日を除く日曜〜水曜の17時〜20時

DATA
グランド ハイアット 東京
オーク ドア バーの「Five to Eight」
住所:東京都港区六本木6-10-3
☎:03-4333-8784 (ステーキハウス オーク ドア)

料理とのペアリングなど、おいしさ楽しさは無限大
「ウェスティンホテル東京」のシャンパンマルシェ

恵比寿ガーデンプレイスに位置するヨーロピアンクラシックな佇まいのラグジュアリーホテル「ウェスティン東京」。
東京タワーが輝く、美しき夜景を望む「フレンチレストラン ビクターズ」では、本格的なフランス料理を味わいながら、5種類のシャンパンを好きなだけいただけるプランがあります。
“モエ エ シャンドン ブリュット アンペリアル”や“ヴーブクリコ イエローラベル”をはじめ、“マム コルドン ルージュ”や“ランソン ブラック ラベル ブリュット”など、3か月ごとに有名シャトーのシャンパンの銘柄が変わるのもうれしい。
料理とのペアリングを考えたり、飲み比べたりと楽しみ方も人それぞれ。シーズンごとに訪れて、様々なシャンパンを味わいたくなります。

料金:アミューズ+その日のおまかせメニュー4品+シャンパンマルシェ(5種) ¥13,180
※税・サービス料込。シャンパンの銘柄は3か月ごとに変更。フリーフローは90分。
時間:17時30分〜22時30分

DATA
ウェスティンホテル東京
フレンチレストラン ビクターズの「シャンパンマルシェ」
住所:東京都目黒区三田1-4-1
☎:03-5423-7777 (フレンチレストラン ビクターズ)

週末のとっておきの楽しみに
「マンダリン オリエンタル 東京」のスパークリングツアー

国内で唯一、ホテル直営の3つのレストランがミシュランの星を掲げ、“美食の殿堂”とも言われる「マンダリン オリエンタル 東京」。
ホテル2階にある開放的なアトリウムで地中海料理をブッフェ形式でいただける「ヴェンタリオ」で、土日の17時30分から19時30分限定で楽しめる特別プランが「ウィークエンド イタリアン スパークリング ツアー」です。
フルーティなアロマと爽やかな飲み口のプロセッコに始まり、サルヴァトーレ フェラガモ一族造るエレガントなスパークリングワインや、フランチャコルタなど4種類のイタリアン産スパークリングワインが、ディナーブッフェにプラス3,500円するだけでフリーフローに。
シャンパンにも負けない、イタリアの上質な泡の魅力を堪能できます。

料金:「ウィークエンド イタリアン スパークリング ツアー」 ¥3,500
※税・サービス料別途。料理は別途。フリーフローは90分。料理ブッフェ「ウィークエンドディナーブッフェ」(¥5,500)や「ライトブッフェ(前菜+パスタ又はパエリア)」(¥3,200)と組み合わせる必要があります。
時間:土・日曜の17時30分〜19時30分

DATA
マンダリン オリエンタル 東京
ヴェンタリオの「ウィークエンド イタリアン スパークリング ツアー」
住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1
:0120-806-823 (レストラン総合予約)

日本庭園でシャンパン&美食を楽しむ
「セント レジス ホテル 大阪」のシャンパン&ビアガーデン

バトラーサービスなど最高級のおもてなしで、世界中のセレブリティに愛されている「セント レジス ホテル 大阪」。
美しい夜景を望む12階の日本庭園で、9月30日までシャンパン&ビアガーデンが開催されています。
カンヌ国際映画祭公式シャンパンでもある「パイパー・エドシック」やニューヨーク人気No.1のクラフトビール「ブルックリン・ブリュワリー」もフリーフローで味わえるほか、アラカルトの料理メニューとして、「夏野菜おでん」や「フォアグラ入りすき焼き」、「本マグロとトロ 旬野菜の焼きしゃぶ」などの新しい和食メニューが続々登場。
シャンパンとラーメンを組み合わせた限定20食のラグジュアリーな「シャンパンラーメン」も! 
爽やかな夜風を受けながら、華やかで大人な夏の風物詩を。

料金:「リチュアル」(スパークリングワインなどのドリンクフリーフロー) ¥4,900
「ザ セントレジス」(シャンパン+ドリンクフリーフロー+前菜) ¥9,000
※様々な料理がアラカルトで注文できるほか、料理がついたプランなど多数のプランがあります。すべてのプランに+¥500で「ブルックリン・ブリュワリー」(クラフトビール)のフリーフローが追加できます。ビアガーデン付きの宿泊プランもあります。
※税・サービス料込。雨天の場合は中止。フリーフローは90分。
時間:4月22日〜9月30日 17時30分〜22時30分(土・日曜・祝日は17時〜)

DATA
セント レジス ホテル 大阪の
セントレジス シャンパン&ビアガーデンテラス
住所:大阪府大阪市中央区本町3-6-12
☎:06-6258-3333 (代表)

シャンパンと音楽に酔いしれる
「ザ・リッツ・カールトン大阪」の
スパークリングワイン&ライブミュージック

日本とは思えないヨーロピアンクラシカルな空間で出迎えてくれる「ザ・リッツ・カールトン大阪」。
ホテル1階の「ザ・ロビーラウンジ」のソファでくつろぎながらミュージシャンによるクラシックやジャズのライブパフォーマンスを聴く......。それだけでも優雅なのに、シェフが腕を振るう4品のおまかせディナーとスパークリングワインとワイン(赤・白)がフリーフローでつくという贅沢なプランがこちら。ミュージックチャージが無料になるのもうれしい。ラグジュアリーでゆったりとした時間を心行くまで堪能できます。

ラグ料金:¥7,450
※税・サービス料別。フリーフローは90分。
時間:17時〜23時(金・土曜は〜24時)

DATA
ザ・リッツ・カールトン大阪
ザ・ロビーラウンジの
「スパークリングワインフリーフロー+4品ディナー」
住所:大阪府大阪市北区梅田2-5-25
☎:06-6343-7020 (ザ・ロビーラウンジ)

いつもの週末が贅沢に大変身する
「インターコンチネンタルホテル大阪」のシャンパンブランチ

JR大阪駅に直結するグランフロント大阪に位置する5ツ星ホテル「インターコンチネンタルホテル大阪」。
ホテル20階からの素晴らしい眺望のロースト・グリル料理のダイニング「NOKA Roast & Grill(ノカ ロースト&グリル)」の週末だけのスペシャルメニューがこの優雅な朝食とランチを兼ね備えた、シャンパン ブランチです。
前菜ブッフェにスープ、そしてオープンキッチンで作られるメイン料理も7種類の中から、好きなだけ何度も注文でき、デザートブッフェまでも。そしてそこにつく飲み物は、希少なメゾンで製造されるシャンパン「ルイ・ロデレール」やワインをフリーフローで。
昼から美食と美酒で酔いしれる、究極に贅沢な休日の過ごし方です。

料金:¥9,800
※税込・サービス料別途。
時間:毎週土・日曜11時30分〜14時30分

DATA
インターコンチネンタルホテル大阪
ノカ ロースト&グリルの「シャンパン ブランチ」
住所:大阪府大阪市北区大深町3-60 グランフロント大阪北館タワーC
☎:06-6374-5700 (代表)

2017.5.8

刺繍と歩む人生

by Millie Okada

「なぜ刺繍をするようになったのですか?」

ときどき聞かれます。

何かをはじめるきっかけは日々のどこにでもあるようでいて、なかなか始められなかったりします。

そしてはじめることは簡単ですが、続けることの難しさは後になってから気が付くものです。

自分でもここまで刺繍で生きる日々がくるとは想像もしなかった11年前のこと。

手づくりホビーを通じて充実した余暇による社会貢献をテーマに設立された、日本ホビー協会から設立30周年の記念講演を頼まれました。

ホビーといえば範囲が広く、手芸から書道、ネイルアートなど沢山ありました。

でも記念講演となると、パッチワークの大先生が話せばパッチワークのお話だけになり、女流画家が話せば絵画の話ばかりになるとのことで、当時、料理、編物、洋裁、クラフトなど様々な「私のちょっとした手作り」をいろんな雑誌に取材されていた私の講演なら、協会のどこにも失礼がないだろうといった意向だったのかもしれません。

その講演では、小学生の頃から作ってきた作品の写真などを大きなスクリーンに映して、思い出話をさせていただきました。

中にはカシミアの毛糸で手袋を編んでプレゼントしたものの、身に着けてくれなかった元カレとは「お別れしました。」なんて話で会場を沸かせたりして。

講演が終わり、最後にステージを去ろうとしたとき、フランスで創業270年という刺繍糸のブランドさんが、前まで駆け寄り大きな紙袋を下方から差し出してくださったのです。

「ミリさん、ぜひこれで楽しんでください!」とサマーヤーンや刺繍糸の収納ポーチなどを沢山プレゼントしてくださいました。

手芸用品は見ているだけで幸せな気持ちになりますから、受け取った私は最高の気分になり、気持ちだけは昂ったものの、実はそのサマーヤーンはまだ手つかずのまま我が家に11年も眠っているのです(笑)

その時から刺繍はスタートしました。

そして刺繍を初めたのにはこんな訳もあるのです。

ちょうど代々木上原で紅茶屋さんを始めて、憧れのニットカフェをオープンしたい!
とマネージャーに相談すると「美里さん、ニットは優劣がつきやすいから女性達が牽制しあってきっとうまくいかない、私ならイヤです、だってヘタなのがすぐにバレて劣等感を味わってしまいますもの。」とのこと。

でも「クロスステッチなら×に刺すだけだから、私でもできるしやります!」という安易なようで、非常に含蓄のある理由に納得し、ニットカフェをやめて刺繍カフェという言葉を発案し、あの刺繍ブランドの営業さんにご連絡を取ったのが刺繍を始めたきっかけです。

なんだ、たいしたきっかけでもないじゃないと思われたかもしれませんが、私の中では長いこと温めていた別の気持もありました。

それは、フランス革命後の混乱したパリで女性たちの心の支えと経済を支えたのが刺繍のテーブルリネンだったという、ペネロップの活動をリスペクトしていて、いつか自分でも実現したいという気持ちもあったのでした。(ニットカフェではなくて、刺繍カフェ...)

刺繍はいつか私の夢を叶えてくれる場になるかもしれない。
そんな思いとともに、刺繍人生がはじまりました。

それから私は刺繍好きの女性をどんどん増やしました。

ひとたび刺繍に触れると、みなさんがその虜になってきました。

幸せそうな女性を見ることが私の喜びになっていきました。

そんな中で起きた東日本大震災。そして関わった復興支援。

私は宮城県東松島市まで何度も足を運び、刺繍を教えました。
大きなスーツケースに糸や布をいっぱい詰めてたくさん運びました。

最初は笑わなかった女性たちが、刺繍と刺繍の繋がりの、その輪の中で笑えるようになっていき、刺繍をする彼女たちステッチガールズの幸せそうな顔を見ることが、また私の喜びになっていきました。

女性たち数十人はだんだんと刺繍の指導をするまでになり、今回のLaVivantではハンドタオルに苺やスミレ、蝶々や蜂などのオリジナル刺繍をしてもらいました。

刺繍で女性の心と自立を支える夢が形になったのです。

そんなステッチガールズの夢を乗せて、4月26日から13日間は銀座三越7階インテリアフロアで初の刺繍展覧会が開催となります。

「東京の銀座で私たちの刺?を披露するイベントですか!」と、私の生徒さんたちも、東松島のステッチガールズたちもモチベーションが上がって上がって、なんだか映画の「フラガール」のような盛り上がりです。

小さな展覧会ですが刺繍に人生を捧げた女性たちの一針一針を広く知ってもらえたなら嬉しいと思います。

このコラムでご紹介したアイテム
JAM OF WONDER ステッチガールズ手刺繍今治タオル(2枚セット) ¥3,800

Article By Millie Okada

1961年生まれ 聖心女子大学卒業 モデルの他、祖母の国デンマークのブランドのアドバイザーとしての仕事も多くインテリアなどの北欧に多く関わりを持つ。2006年デンマーク王室御用達180年の老舗紅茶専門店「A.C.Perch’s」輸入総代理店の代表取締役に就任、日本紅茶協会より名誉ティーインストラクターを授与された。東日本大震災の後、宮城県東松島市でクロスステッチ刺繍の指導を行い刺繍カフェをオープン、刺繍のできる60名の女性を育て経済活動も支援している。

2017.4.17

海外セレブに人気のLEXUS
試乗でわかる真のラグジュアリー

by Ikuko Dobashi

レクサスの真の魅力が感じられる「LEXUS IS 200t」はラヴィヴァン世代にぴったり!

中村江里子さんの撮影をしたのは、モダンなミュージアムのような設えが目を惹く「レクサス青山」。青山通り沿い「外苑前」駅すぐそばという好立地で、向かいにはスカンジナビア料理で人気の「アクアヴィット」やスタイリッシュなインテリアショップ「B&B」が建ち並ぶお洒落なエリアでもあります。

そんな海外セレブにも人気の「レクサス」の魅力を感じられるゆったりしたスペースで見て触れて試乗してほしいのが「LEXUS IS 200t」。
ゴージャスなスポーツカーもワイルドなSUVもひと通りこなし、今は気張らず、気負わずに、日常で乗りこなせる車が欲しい・・・ラヴィヴァン世代の多くが、そう感じているようです。
そんな厳しい審美眼にも十分叶えてくれるのが、シャープで凛としたプロポーションが美しい「LEXUS IS 200t」です。

LEXUSの中でもこのISシリーズは、上質な走りと快適さを融合したスポーツセダン。
ラグジュアリーな心地よさや見た目のエレガントさも兼ね備えながら、『家族で乗ること』を第一に考えた、使い勝手のよい4ドアセダンです。
車内の広さも十分確保されているので、旅行などの長距離ドライブにも、子供のお迎えや買い物などの日常使いにも最適。都会でも、郊外でも行先を選ばないところも今どきの気分にフィットします。

さらに特筆すべきところは、ディティールにこだわったセンスのよいインテリア空間。贅沢なステッチを施したレザーシートは、色の組み合わせも自在に変えられ自分好みに仕上げることが可能。しっとりとした上質な質感も乗り込む度に気分を盛り上げてくれます。また、見やすく操作もしやすいナビゲーションシステムも備わっているので、機械に疎い方でも安心です。
よい意味でコンサバかつスタイリッシュな「LEXUS IS 200t」。ラヴィヴァン世代の「欲しい!」気持ちを凝縮した才色兼備な相棒です。

ゆったりとつくられたショールームの奥には、オーナー専用のラウンジもあり、休憩中に洗車も無料でしてくれるうれしいサービスも。
購入後も手厚いアフターケアで定評のあるLEXUSならではのおもてなしも、人気の所以。
ぜひ一度「レクサス青山」へゆっくり出かけて見てはいかがでしょうか。

DATA

[お問い合わせ先] 東京トヨペット株式会社レクサス青山
[住所] 東京都港区北青山 2-5-8
[電話] 0120-929584
[営業時間] 9:30〜18:00 10:00〜18:00(土日祝)
定休日:火曜日

Article By Ikuko Dobashi

フリーランスのエディター。ファッション、アクセサリー、ジュエリー&ウォッチを中心に女性誌、カタログ、ウェブで活躍中。

2017.4.12

有田焼きとロイヤルコペンハーゲンの融合

by Millie Okada

和食器に詳しくなろうとか、和食器を愛でるみたいな雑誌の特集をずっと横目で見ながらそこにハマったら大変なことになるなと思って見ないようにしてきました。

自分はいつになったら自分らしい和食器の集め方ができるのだろうかと不安も感じながら古伊万里がいいのか、染付がいいのか、ざっくりとした粉引きがいいのか、織部がいいのか、わからないなあ…全部欲しいけど、全部はいらない。

ずっと悶々としながら百貨店の和食器売場、旅行先、いろいろなところで、和食器を手にとって迷い、手にとっては迷いやめてきました。

昔、東急文化会館という映画館のビルが渋谷駅にありました。

一階にはユーハイム、中二階にはジャーマンベーカリー、三階からはボタン屋さんや洋品店が並ぶ渋谷のレトロな名店街でした。

私はそこに一人で行くのが大好きで、中でも茶道具屋さんの隣の「陶哉」は、清水焼が美しい染付けのお店で、和食器のくっきりとした姿に見惚れて、通ってはよく眺めていたものでした。

そんなころ、桐の箱に入ったお食い初めセットを、娘の誕生祝いに贈ってくださった方がいて、その紙包みが「陶哉」でしたので、ますます好きになってよく眺めに行きました。

大人はここで買い物するのね、と偶然の一致に心躍らせて。

それでもなんだか購入する勇気がでなくて立ち止まり、申し訳ない顔をしながらお店をあとにする繰り返しでした。

そして気が付くと、私は本当に大人になってしまっているではありませんか。

ダメだ、自分好みのものを早く決めないと、私の憧れの和食器を愛でる暮らしが来る前におばあさんになってしまうー。

そんなふうに焦っていた時に出合ったのが岩永浩さんでした。

フェイスブック友達の京料理人さんのポストにたびたび出てきた、岩永さんの器の数々に魅了され、珍しくご本人のページまで調べてしまい、「東京進出!黒田陶苑で個展!」の文字をみた瞬間に私の心が決まりました。

作陶家の登竜門といわれ簡単には個展が開催できない、あの黒田陶苑で個展なんてすごい!

だってだって黒田陶苑にもずっと行ってみたかったのですもの。

おいらの目に狂いはなかったと足を運ぶことを決め、胸が高まるあまり、夏の着物なんて着て行きました。
それはそれは暑い日だったのに無理をして頑張って。。。(笑

その日は作家在廊日で、岩永さんともご挨拶。

しかしその風貌は往年のキースリチャーズみたいなロン毛に茶髪のロックな風情。

ああ、そうか。この方の作風にはロックが流れているからなのね!
だから現代の暮らしに沿う温度を感じるんだわ、
古典特有のカビ臭さや古臭さや冷たさもないのもロッカー魂があるから!と妙に納得。

藍のくっきりしすぎないすこしぼやけて滲む描き方にもとても魅力を感じて、岩永さんの器を集めよう!と最初の八寸皿を買い求めたのが3年前でした。

その時から、私の中にもある、ひっそりと息づくロック魂に火がついて、デンマークのロイヤルコペンハーゲンと岩永さん有田焼の、藍×藍の粋な組み合わせの夢が広がり始めたのです。

このコラムでご紹介したアイテム
岩永 浩 (イワナガヒロシ) 商品一覧

Article By Millie Okada

1961年生まれ 聖心女子大学卒業 モデルの他、祖母の国デンマークのブランドのアドバイザーとしての仕事も多くインテリアなどの北欧に多く関わりを持つ。2006年デンマーク王室御用達180年の老舗紅茶専門店「A.C.Perch’s」輸入総代理店の代表取締役に就任、日本紅茶協会より名誉ティーインストラクターを授与された。東日本大震災の後、宮城県東松島市でクロスステッチ刺繍の指導を行い刺繍カフェをオープン、刺繍のできる60名の女性を育て経済活動も支援している。

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