eclat premium(エクラプレミアム)コンテンツリストeclat特集富岡佳子が着る「大人の上質定番」更新リスト【eclat 3月号】2020年/特集
スタンダードこそ、どこか新しく
大人のクロゼットの定番的ワードローブを、この春は少しだけアップデートしよう。
大人が着やすい上質ベーシック、それでいてどこか新しさを感じるアイテムを、富岡佳子さんが着こなす。
一点投入で気分を変えるなら、最も有効な手段は“色”。はっと目に鮮やかな色のパワーは、見る人までポジティブにしてくれるもの。例えば、ドラマチックな赤をざっくりニットなどで気負わず、でも、大胆に取り入れるのが今年らしい楽しみ方。
SLOANEのコットン畦編みクルーネック
パンツのシルエットを更新するということは、つまり、全身のバランスを更新するということ。今まであたりまえのようにはいていたベーシックなパンツをハイウエストに替えるだけで、全体の印象がすらりと脚長に、今っぽさのあるスタイルになる。似合わないし……なんて臆さず、今春こそトライしたい。
CINOHのハイウエストピンタックデニム
カジュアルが苦手、という人も多いエクラ世代。ラフになりすぎたり、手抜き風に見えがちだからこそなにより意識すべきは“クリーンさ”。一枚のパーカだって、素材やシルエットなどクリーンさを指針に選べば、きっと失敗しないはず。ただ楽なだけではない、好印象カジュアルを目ざしたい。
E by éclatのNEW大人コクーンパーカ
着慣れたベーシックアイテムもそのときのトレンドや気分によって、“これ”と思うサイズ感は変化するもの。今は、ほどよくゆとりがあってでも決してルーズにならない、そんな絶妙なバランス感がいい。大好きなライダースも、大きめをゆるりと背中を抜いて着るのが、もはや新定番。
DRESSTERIORのイタリアンライダースジャケット
例えば、ベーシックなワンピースに女っぷりの高いサンダルを合わせる日とあえてスニーカーやリュックでカジュアルダウンする日――。靴やバッグを替えるだけで、同じ服でもがらりと違った印象に、時にはキャラクターまで変化して見えるから不思議。
MACKINTOSH×PORTERのナイロンリュック
GOLDEN GOOSE DELUXE BRANDの
ハイカットスニーカーとローカットスニーカー
ヴェネツィアの革靴職人が全工程をハンドメイドでつくるスニーカー。足にフィットする柔らかな履き心地と、ユーズドライクなダメージ加工が魅力。大人向きなネイビーのハイカットと、ホワイトのローカットを。
JOSEPHのバックスリングフラット
トレンド上手なバックスリングのフラット靴は、今すぐ履けて初夏まで活躍。とても軽く柔らかな素材なので、足になじむ履き心地を体感できる。辛口なアクセントになるパイソン柄と万能ブラックの2色展開。
デニムは、定番中の定番ワードローブ。若いころから何年もはいてきたからこそ、古くさく見せないために、時折更新が必要。今春は、ピタピタでもゆるくもないすとんと落ちるストレートシルエット、そして、明るいニュアンスカラーに注目して。
upper hightsのTHE LIPSTICKデニムパンツ