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2021年eclat1月号特別付録カレンダー「プラテーロとわたし」掲載、銅版画家山本容子さんの原画 『春』
2019年制作 ソフトグランド・エッチング、グワッシュ、パステル 限定部数80
「囀りに起こされた春の朝。鳥たちが舞い飛ぶスピード感を表現しました」。エッジの立った鋭い銅版とその間の空間のモザイクが美しい。
●山本容子さんプロフィール
銅版画家。’52年、埼玉県生まれ、大阪育ち。’78年、京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。都会的で洒脱な線描と色彩で、独自の版画の世界を確立。書籍の装丁、挿画からアート・イン・ホスピタルまで、幅広いジャンルで活躍。近作『詩画集 プラテーロとわたし』(作/ J.R.ヒメネス、訳/波多野睦美)は、メゾソプラノ歌手の波多野睦美とギターの大萩康司による、ギターと朗読のための曲集『プラテーロとわたし』(作曲/ M.C=テデスコ)の全曲録音がきっかけで生まれた。