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2022年eclat1月号特別付録カレンダー「Duet 2022年 響きあう詩と絵のカレンダー」掲載、銅版画家山本容子さんの原画 『旅6』
2005年制作 ソフトグランド・エッチング、手彩色 限定部数50
詩の初出は『旅』。舞台はオアフ島で、町の上にかかる虹に心躍らせる無垢な気持ちを、大きな余白がきわだたせる。イメージサイズ28×39.5cm。
●谷川俊太郎さんプロフィール
詩人。31年、東京生まれ。詩集『二十億光年の孤独』でのデビュー以来、絵本、翻訳、脚本等、ジャンルを超えて活躍。『日々の地図』(読売文学賞)、『シャガールと木の葉』(毎日芸術賞)、『詩に就いて』(三好達治賞)など著書多数。『Peanuts』全作を訳し終え、20年に『完全版 ピーナッツ全集 スヌーピー1950〜2000』を上梓。
●山本容子さんプロフィール
銅版画家。52年、埼玉県生まれ。78年、京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。都会的で洒脱な線描と色彩で、独自の版画の世界を確立。装丁、挿画からアート・イン・ホスピタルなどのパブリックアートまで幅広く手がける。書籍の近作は谷川氏が「初夏のハムレット」を書き下ろしたアンソロジー、『ハムレット!ハムレット!!』。